唐津市の殿源寺の如来形像(冊子「福重の石仏」より抜粋)

 長崎県大村市の福重郷土史同好会(上野盛夫会長)が、大村の謎に包まれた石仏31体を調べた冊子「福重の石仏」を発売した。佐賀県立博物館の竹下正博学芸員も寄稿し、鹿島市や唐津市の仏像を紹介している。

 竹下学芸員は、大村の石仏と同時期の作とみられる殿源寺(でんげんじ)(唐津市)の如来形像(にょらいぎょうぞう)などを紹介。「12世紀ごろの福重に高い水準の仏教文化が花開いていた」と予想し、多良山系を挟んで位置する大村と鹿島の関係性に思いをはせる。

 上野さんは「大村にある珍しい石仏群の存在を知ってほしい」と話す。A4サイズ80ページ、税込み1300円。問い合わせは上野さん、電話0957(55)9540。

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