カキ礁復活に向けた方策を語る関係者ら=佐賀市のアバンセ

 佐賀県内の干潟や河口域で造成が進められている「カキ礁」と有明海創生をテーマにしたシンポジウムが21日、佐賀市で開かれた。市民団体や専門家らが、カキ礁の復活に向けた課題や方策について議論した。

 カキ礁は水質浄化や有害プランクトンの除去、魚の産卵場などの役割がある。有明海の干潟で市民らが復活の取り組みを進め、佐賀県も新年度から環境改善効果の調査研究に乗り出す。

 パネル討論では、行政関係者らがカキ礁の復活やカキによる地域創生をテーマに討論した。カキ礁を増やす利点について、ノリの色落ちの原因となる赤潮の軽減や生物多様性の実現といった意見が出された。

 カキ礁を持続し、増やしていく課題として「誰が管理して、金銭的な面はどうするのかなど、具体的に考えなければならない」「市民も活動に参加しやすい方策が必要」といった声が上がった。NPO法人有明海再生機構(佐賀市)が主催した。

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