壁を使って自由に落書きする子どもたち=嬉野市公会堂

展示している写真を見て懐かしむ来場者=嬉野市公会堂

3月末に閉館する嬉野市公会堂=嬉野町

 佐賀県の嬉野市公会堂が3月末で閉館するのを前に、公会堂を巡る思い出の写真を展示する催し「さよなら公会堂」が21日、嬉野町の公会堂で始まった。市民らが持ち寄った写真やメッセージで思い出を共有し、約60年の歴史を振り返る。24日まで。

 催しは市民有志による「さよなら公会堂実行委員会」が企画した。写真展示では、公会堂で開かれた結婚式の様子や成人式の集合写真など約70枚の写真が集まった。また会場では、1975年の夏に公会堂で開かれた市民による演奏会「夏の夜のコンサート」が収録された音源も流している。公会堂の壁に自由に落書きするワークショップでは集まった子どもたちが自由に絵を描いて楽しんだ。

 26歳の時に公会堂で結婚式を挙げたという松尾濱雄さん(86)=嬉野町=は「閉館は時代の流れで仕方ないと思うが、懐かしいものを見せてもらった」と目を細めていた。

 落書きワークショップや写真展示は期間を通して開催するほか、嬉野市民吹奏楽団などによる演奏会も随時開かれる。詳しい日程は、フェイスブックページ「さよなら公会堂」で。

 公会堂は1957年2月に会館したが、施設の老朽化を理由に、本年度内での閉館が決まっている。

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