団体設立に向けて話し合う「フードバンクさが」の呼び掛け人ら=佐賀市

 まだ食べられるのに捨てられている「食品ロス」を減らし、有効に活用するフードバンクの団体が佐賀市で発足する。食品を子ども食堂などに無償で提供し、地域づくりの活動を後押しする。21日に佐賀市で設立総会を開き、取り組みを本格化させていく。

 団体名は「フードバンクさが」。食品企業の過剰在庫や包装破損などで流通できない食品を受け付け、必要な団体につなぐ。コープさが生協や佐賀県労福協、教育支援NPOなどのメンバーが設立を呼び掛け、昨年11月から学習会や視察を通して準備を進めてきた。任意団体として設立し、今後、食品を扱う企業に協力を呼び掛けていく。

 佐賀市内に事務所を構え、食品を管理しつつ、提供先とのマッチングを図る。コープさがは保管スペースで協力し、冷凍食品なども受け付ける。配送はせず、引き取りに来てもらう形をとる。提供先は団体に限定し、地域の支え合いや「居場所づくり」の活動のサポートを目指す。

 21日午後1時半から、佐賀市エコプラザで基調講演がある。子ども食堂に食品を提供し、廃棄減につなげたスーパー「ハローズ」(岡山県)の太田光一氏が講演する。終了後、交流会(参加費500円)もある。

 食品の提供に加え、会費会員やボランティアも募集している。問い合わせは呼び掛け人の干潟さん、電話090(1192)1068。

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