路線見直しの背景を説明する昭和自動車の黒田正直部長(右)=佐賀市役所

 佐賀市やバス・タクシー事業者らでつくる市地域公共交通会議(会長・御厨安守副市長)は20日、昭和自動車から申し入れがあった路線バスの見直しを巡り、地域住民による検討会議で話し合い、地域特性や移動ニーズに合わせた代替策を探る方針を確認した。

 市内の見直し対象路線は、古湯・北山線の古湯温泉より北の区間5路線をはじめ、富士町内の9路線、三瀬・神埼線の3路線、北部バイパス線の1路線。

 昭和自動車の黒田正直自動車事業本部乗合事業部長が「バス利用者の減少、運行経費の増加、バス運転手確保の問題がある。このまま公的補助があっても継続的な運行は困難になる」と、代替交通手段の確保を求めた。

 これに対して市は、地域住民の代表でつくる検討会議の場で、地域の特性に合わせた運行形態や運行時間など代替交通手段を協議していく考えを示した。

 また、路線見直しへの対応と並行して、市内の公共交通手段の空白地域や不便地域の洗い出し、移動手段確保のガイドライン策定を決めた。

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