両地域の共通性や一層の交流について意見を交わした韓国・全羅南道の金瑛録知事(右)と山口祥義知事(左)=佐賀県庁

 佐賀県と友好交流協定を結んでいる韓国・全羅南道(チョルラナムド)の金瑛録(キムヨンロク)知事が20日、佐賀県内の視察に合わせ山口祥義知事を表敬訪問した。水産資源が豊富で、歴史や文化が奥深い両地域の共通性を語り合い、交流を一層、活発化させることを確認した。

 県と全羅南道は日韓海峡沿岸交流知事会議を契機に、1992年からスポーツや職員の相互派遣で交流を深めている。金知事は日本の農林水産大臣に当たる役職などを経て、18年7月に知事に就任。就任後では初めての来県となった。

 金知事ら訪問団はこの日、有明水産振興センター(小城市)や佐賀城本丸歴史館(佐賀市)を視察した。金知事は「私のふるさとにいる魚もいて、改めて両地域が似ていると感じた」と感想を述べた。全羅南道の務安(ムアン)国際空港の利用客が急速に増えていることを紹介し、「佐賀空港とも直行便をつくらないといけない」と意欲を見せた。

 山口知事は「共通の資源が多くある地域同士なので、さらに交流を拡大させ、両者の発展に弾みを付けたい」と述べた。

 訪問団らは21日、鹿島市の肥前浜宿酒蔵通りを視察する。

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