テープカットで開通を祝う関係者=平成18年3月21日、吉野ヶ里町の東脊振トンネル有料道路

 吉野ヶ里町松隈地区に建設中だった「国道385号東脊振トンネル有料道路」が、供用を開始した。県東部地区と福岡都市圏を結ぶ動脈の開通に、関係者は経済発展や観光振興の起爆剤として期待を膨らませた。

 開通式で県道路公社理事長の川上義幸副知事(当時)は「385号は県東部と福岡市を最短で結ぶ重要な道路。今後、県民の生活基盤、活力ある地域づくりへ貢献することを期待する」とあいさつ。関係者がテープカットし、通り初めで開通を祝った。

 吉野ヶ里町と福岡市を結ぶ坂本峠は道幅が狭い上に曲がりくねり、冬場は凍結する難所だった。有料道路建設は交通難解消を目的に、県が1975(昭和50)年から着手。トンネル部分(1・41キロ)は2002(平成14)年から工事に入り、04(同16)年に貫通した。

 県道路公社は当初、1日平均の通行量を約3500台と見込み、無料通行券付きの折り込みチラシ57万枚を配布するPR作戦を展開したが、初年度は計画の6割程度の利用にとどまった。18(同29)年度は年間約97万2608台(1日平均2665台)が利用した。(新元号まであと41日)

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