主権者教育の模擬選挙で、候補の公約を検討する生徒=鳥栖高校

佐賀駅前の西友跡地活用をテーマに模擬選挙を体験した致遠館高の生徒たち=佐賀市の同校

 佐賀新聞社による主権者教育の出前授業が、19日に鳥栖市の鳥栖高、20日に佐賀市の致遠館高で開かれた。生徒たちは、それぞれの地域でいま関心を集めるまちづくりの方向性について、模擬選挙を通して考えた。

 鳥栖高は1、2年生約480人が受講した。模擬選挙では、教諭3人が「候補者」になり鳥栖駅周辺の整備方針を語る動画を視聴。(1)東口を整備し総合公園化する(2)駅の地下道を延ばして東口を整備する(3)東口は現状維持で西口をより整備する―の3案から、自分の考えに近い候補者を選んだ。

 致遠館高は1、2年生約480人が、佐賀駅南口の西友跡地活用について、3人の教諭の「公約」を聞いた。(1)先端情報技術複合センターの建設(2)マルシェも開ける買い物エリアの整備(3)緑豊かでくつろげる交通拠点化―の3案で比較した。

 両校とも、各「候補者」を支持する生徒から代表で数人が意見を述べ、他の生徒も耳を傾けていた。

 講師を務めた佐賀新聞社の多久島文樹NIE推進デスクは、先月の鳥栖市長選の結果を紹介。わずか10票差だったことや投票率が5割を下回ったことを伝え、1票の重みを考えさせた。

 4月7日投開票の統一地方選についても伝え、当日までに18歳に達し選挙権を得る生徒たちに向けて「選挙に行って」と呼び掛けた。(授業の様子は後日、特集面で報告する)

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