2019~21年の中期経営計画を説明する青柳俊彦社長=福岡市のJR九州本社

 JR九州の青柳俊彦社長は19日、九州新幹線長崎ルート開業を進めることを盛り込んだ2019~21年の中期経営計画を発表した。22年度に暫定開業する武雄温泉駅(武雄市)で在来線と新幹線を乗り継ぐリレー方式に触れ「乗り換えがスムーズにいく設備、ダイヤを検討していくことも中期経営計画に入れた」と述べた。

 福岡市の会見で青柳社長は、九州新幹線鹿児島ルートで当初リレー方式となった新八代駅(熊本県)を振り返り「アプローチ線に苦労したが、今回は高架と高架(の高さ)をうまく合わせることで実現できないか、話し合いが進んでいる」と説明した。新幹線利用には駐車場も必要で「武雄温泉駅と長崎駅だけでなく、(嬉野温泉など)その中間の新幹線駅でも設けていくだろう」と語った。

 与党検討委員会は、新鳥栖-武雄温泉間の整備方式に関しフル規格とミニ新幹線の2択で検討を進め、5月の連休明けにもJRに意見を求める。青柳社長は「まだ打診はなく、コメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。

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