有明海再生の一環で佐賀県内の干潟や河口域で造成している「カキ礁」をテーマにしたシンポジウムが21日午後1時半から、佐賀市のアバンセで開かれる。漁業者や市民団体などの取り組みや環境改善効果を議論し、カキ礁を復活させるための方策を探る。参加無料。

 県有明水産振興センターの担当者がカキの増殖に関する状況を説明し、有明海の環境問題の研究者や行政関係者らがカキ礁の復活やカキを通じた地域創生をテーマに討議する。カキ礁の造成を進めるNPO法人の関係者によるパネルディスカッションも行う。

 カキ礁は水質浄化機能や魚の産卵場、えさ場の役割などがあり、急減した有明海湾奥部で復活の取り組みが進んでいる。県は新年度からカキ礁の調査研究に着手し、環境改善効果の実証を通じて市民団体の活動を後押しする。

 NPO法人有明海再生機構(佐賀市)が主催する。問い合わせは再生機構、電話0952(26)7050。

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