ギャラリー併設のバーをオープンした吉田由美子さん=佐賀市中央本町のバー417

 飲食を楽しみながら、美術作品を鑑賞できるギャラリー併設のバーが佐賀市中央本町にオープンした。日中は仕事などで美術館や画廊へ足を運ぶ機会の少なかった人たちに、アートに触れてもらうのが狙いで、作家の新たなファン開拓にもつなげる。

 佐賀信用金庫本店近くに開店したバーの名前は「417」。社長の吉田由美子さんは佐賀市内でライブハウスを経営し「佐賀城下JAZZ FESTIVAL」などのイベントにも携わる。「普段は展覧会にあまり行くことのない人たちが夕方以降、リラックスして作品鑑賞できる場を」(吉田さん)と、古民家の2階部分を改装。テーブルやカウンターを備えた飲食スペースとともに、約40平方メートルのギャラリースペースを設けた。壁はプロジェクターを投影できるスクリーンとして使えるようにした。

 個展の期間は約1カ月間を想定し、2月のオープン後は書家の山口芳水さん(佐賀市)が書や多彩なオブジェを集めた作品展を開催。現在は日本画家の大串亮平さん(同)が、4月29日まで「サイケデリックアート展」を開いている。テーブルとギャラリーの間を往復しながら、何度も作品を見に行く来店者もいるという。

 吉田さんは「作品がお客さんの目に留まり、作家のファン増加や、新たな仕事の依頼につながるよう応援していく。今後は芝居なども企画したい」と話す。営業時間は午後5時~午前0時。問い合わせはビー・シャッフル、電話0952(26)2687。

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