佐賀大学文化教育学部4年の尾形良輔さん

 尾方良輔さん(佐賀大文化教育学部4年)の祖父は、よく戦争について話してくれたそうだ。その影響か世界の歴史や貧困状態など社会情勢に興味を持ち、進学する際に国際文化課程を選択した。国際的な何かを学びたいというだけだったが、2年生の夏休みに小学校でのボランティアに参加したことが大きく影響し、児童教育にかじを切った。

 1年以上遅れて小学校教員になるための授業を受け始め、未経験のピアノや水泳の練習を必死にした。周囲とは学年差があり、大学に頼るしかなかったが担当者が丁寧に相談に乗ってくれて助けられた。児童クラブやひとり親家庭の学習支援など、児童と触れ合う時間も経験した。

 そして、出身県の福岡県の試験に合格した。クラスの中で「大学生活で一番変化した人」となった。卒業論文のテーマは「教育を受けることができない現代の世界の子どもたち」。“国際的な何か”と、子どもの教育をリンクして考えることができた。

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