色とりどりのペンライトと合いの手でスクリーン越しにライブを応援するライブビューイングの観客=佐賀市の109シネマズ佐賀

「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュみんなでおらぼう!~」の様子(提供)

ライブビューイングの入場で列をつくる来場者=佐賀市の109シネマズ佐賀

 佐賀県を舞台とするアニメ「ゾンビランドサガ」のライブイベント「ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュみんなでおらぼう!~」(東京・品川インターシティホール)を生中継する上映会(ライブビューイング)が17日、佐賀市内の映画館であった。観客は曲に合わせてペンライトを振り、合いの手も入れるなど、ライブ会場同様に盛り上がった。

 県内では、佐賀市の109シネマズ佐賀とイオンシネマ佐賀大和で昼の部、夜の部とも上映。このうち109シネマズ佐賀の昼の部では、約400席がほぼ満席となり、関連グッズも上映が始まる3時間前に売り切れる人気ぶり。客層は男性客のほか、女性グループや親子、カップル、夫婦、家族などさまざまで、公演中は熱気に溢れつつも終始和やかな雰囲気だった。

 公演は、佐賀を救うゾンビのアイドルグループとして作中で描かれる「フランシュシュ」のライブを出演声優たちが再現する内容。キャラクターと同じ衣装で登場し、歌声はもちろん髪型や振り付けまでそのままで観客を魅了した。随所にアニメのダイジェスト版を流し、曲が始まるまでの流れも再現することで作品世界に入り込める演出も施した。

 ライブビューイング会場の観客たちは、キャラクターのイメージカラーに合わせてペンライトの色を変えるなど、息の合った応援で盛り上がった。声優からの「盛り上がってますかー?」といった問いかけに「イェーイ!」と声をそろえ、現地にいるかのような熱気で楽しんだ。

 キャラクターの一人・水野愛が大好きだという女児(6)=佐賀市=は「とっても楽しかった。将来はフランシュシュに入りたい」と大はしゃぎ。母親(38)は作中で身近な地域や特産品が描かれた点を「子どもでも『これ、アニメに出てたね』と気づき、佐賀を知るきっかけになっている」と評価。「佐賀に来たいと言ってくれている人たちがいるのもうれしい。イベントもまた佐賀で開いてくれたら」と願っていた。

 アニメは昨年10月から12月にかけて放送された。作中には佐賀県内のさまざまなスポットやグルメも登場し、ファンが現地を訪れる「聖地巡礼」も人気に。昨年のアニメ作品から最も面白かったものを決めるインターネット投票で大賞に輝くなど、アニメファンから高い支持を得た。ライブビューイングは全国22都道府県ののべ69劇場で開かれた。

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