全国から集まった作品を採点する審査員=佐賀新聞社

 佐賀県出身の中林梧竹と副島蒼海(種臣)の業績を顕彰し、若手書家の育成を図る「第27回佐賀県書道展」(佐賀新聞社主催)の1次審査が17日、佐賀市の佐賀新聞社で行われた。一般公募に県内外から497点の応募があり、111点が最終審査に進んだ。

 漢字、かな、調和体(近代詩文)、少字数書(2字以内)、墨象、篆刻てんこくの6部門に全国から作品が寄せられた。刻字(木彫)部門には応募がなかった。

 1次審査では、二科高校生の作品を除く358点を地元審査員21人が各部門に分かれて採点した。米倉基峰審査部長は「予備審査の段階なのでレベルの差はあるが、こういう機会に出品することが大切で、将来に役立つ。展覧会が続いていることを(長年審査委員長を務めた美術評論家の)田宮(文平)先生も喜んでおられた」と話した。

 最終審査は4月中旬に実施し、県知事賞など入賞者を決める。結果は5月中旬に発表予定。

 佳作以上は審査会員、委嘱作品とともに前期(5月28日~6月2日)、後期(6月4日~8日)に分け、佐賀市の県立美術館に展示する。

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