スポーツ指導の魅力について語る佐賀県体育協会競技力向上委員会の龍富貴夫委員長=佐賀市のメートプラザ佐賀

 佐賀県のスポーツ指導者の指導力向上を目的にした講習会(県体育協会主催)が17日、佐賀市のメートプラザ佐賀で開かれた。県体育協会競技力向上委員会の龍富貴夫委員長が、選手個人に応じた指導の大切さを強調し、「選手を変えるためには、まず指導者が変わらないといけない」と訴えた。

 体操指導歴38年の龍さんは、県外合宿や朝練習、全日本選手権の見学など指導の成果が出始める転機となった出来事を紹介した。その一方、世界大会で選手が大けがした過去に触れ、「世界で活躍させる準備をしていなかった。けがをしない選手を育てないといけなかった」と振り返った。

 現在では、けが防止のため体幹トレーニングを重視し、表現力やリズム感を養うバレエやダンスのレッスンを取り入れるなど、選手中心の指導を心掛けていることを説明。スポーツ指導者の研修受講も選手との接し方を見直す機会になったとし、「資格を持つことが大事じゃなく、取るための過程で学ぶことで、自分を変えられる」と語った。

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