カンボジアでの日本の運動会を伝える取り組みについて紹介した百武奈々子教諭(左端)=佐賀県庁

 幕末佐賀の藩校・弘道館をイメージした県の事業「弘道館2」の特別講座が17日、佐賀県庁であった。アメリカ西海岸地域の企業や大学などを訪問した「佐賀県海外使節団」の報告会で、団員が米国と日本との違いや今後の展望などを語った。

 第9期生の使節団は県にゆかりのある大学生や高校生9人が参加。2月25日から14日間、グーグルを始めとしたシリコンバレーの企業やスタンフォード大学、NPOなど27カ所を訪問した。

 報告会では、保護者や関係者ら約50人の前で団員8人がそれぞれ報告。そのうち、早稲田大国際教養学部1年の乃美友喜恵さん(19)は「充実した職場環境やジェンダーに対する意識の高さを実感した」と話した。日本文化の魅力も再認識したといい「日本文化を伝える商品やサービスと客とをつなぐ国際人になりたい」と意欲を見せた。

 そのほか、使節団の参加経験があるファッションデザイナーの中村暖さんや百武奈々子小学校教諭の講話もあった。百武教諭は、使節団に参加した後に取り組んだ発展途上国での体育教育の研究を紹介し「教育はどこでもできる。それぞれの国にあった教育が必要」と教育の大切さを呼び掛けた。

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