出力制御の実施、九電連絡できず メール873カ所に届かず

 九州電力は、太陽光発電などの再生可能エネルギー事業者に一時的な発電停止を求める出力制御を実施した17日、前日に通知する電子メールが873発電所に届いていなかったと発表した。情報セキュリティー会社のソフトが誤って迷惑メールと判定し、配信が途中で停止したことが原因としている。事業者には電話で連絡し、大きな影響はなかったという。

 16日午後4時ごろに電子メールが届いていないところがあることを把握し、電話で伝えた。佐賀県内の発電所が含まれるかどうかは明らかにしていない。自動音声による電話連絡も実施し、17日の出力制御は予定通りに実施できたという。

 迷惑メールと誤って判定された原因について、九電広報は「メール配信中に情報セキュリティー会社がシステムのメンテナンス作業をしており、因果関係を調べている」と説明した。

 九電は、電力の需給バランスが崩れて大規模停電になることを回避するため出力制御を実施している。今回は、好天で太陽光の発電量が膨らむ一方、気温上昇でエアコン利用が減ることに加え、休日で工場やオフィスの需要が低下するために出力制御に踏み切った。17日午前9時から午後4時までを想定し、最大制御量は180万キロワットを見込んでいた。

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