散策コースに立つ小城フットパスクラブ代表世話人の青栁隆さん(左)と西岡明樂さん=小城市小城町

 小城市に残る中世の山城、千葉城跡などを巡る5・5キロの散策コースを設け、23日に第1弾のイベントを開く。歴史的な風情が漂う小城町の小道を3時間かけて歩く「フットパス」の体験会で、「あるがままの自然、風景を五感で感じ取って」と参加を募る。

 クラブは昨年4月、ウオーキングの愛好家や観光ボランティア、地元区長など市民約20人で設立。地域の歴史や文化を感じながら歩くフットパスをまちづくりに生かそうと、戸田順一郎佐賀大准教授ゼミの協力を受けてコースをつくった。

 コース選びは地域を見つめ直す作業でもある。「住民では気づかない、町の新たな魅力を見つけてくれるのでは」とイベントに寄せる期待は大きい。早くも第2弾に向けて、手書きのコース図をクラブに寄せてきた市民もいるという。

 当日は市まちなか市民交流プラザ「ゆめぷらっと小城」を発着点に、江戸時代に築かれた水路や、明治末期に開業した今泉薬局本店跡のレンガ塀なども眺めながら散策。ようかんや漬物を道中で振る舞い、国登録有形文化財の小柳酒造で昼食を取る。

 午前10時出発、参加費千円(昼食、保険料込み)。問い合わせは事務局の西岡明樂(あきら)さん、電話090(5437)1445。

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