校庭に設けられた大隈重信の胸像の除幕し、開校を喜ぶ関係者=平成22年3月17日、唐津市東城内の早稲田佐賀中学・高校

 早稲田佐賀中学・高校の開校式が、唐津市東城内の同校で開かれた。大学や地元の関係者を含め約150人が出席、早稲田大系列校となる中高一貫校の開校を祝い、「自然と文化豊かな唐津から、世界で活躍する人材を」と期待の声が上がった。

 溝上芳秋校長(当時)は式典で「早稲田大の創立者大隈重信の出身地の佐賀県で第一歩を踏み出す。大隈侯の精神を引き継ぎ、立派な若者を育てたい」とあいさつ。校庭で大隈の胸像を除幕し、校舎や坊主町に新築した付属寮「八太郎館」が関係者に披露された。

 関連校の誘致計画はそれ以前も、佐賀市や旧神埼町などで持ち上がったことがあるが、実現には至らなかった。2005年(平成17)に大学OB有志らが県に学校開設の構想を打診、唐津市が誘致を進めた。08(同20)年に大学側と県、市が学校設置協定を締結。東唐津駅前に移転した唐津東高の旧校舎を活用して開校し、4月7日には1期生の中学123人、高校129人の1期生252人が入学した。

 学校法人「大隈記念早稲田佐賀学園」が運営する系列校で、早稲田大学への推薦枠は生徒定員の50%となっている。

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