江口泰蔵所長(右)から修了証書を受け取る研修生=唐津市唐房の佐賀県高等水産講習所

 漁業後継者を育成する唐津市唐房の佐賀県高等水産講習所で14日、第39期研修生の修了式が開かれた。1年の研修期間で必要な知識と技術を身につけた14人が、佐賀県の漁業を支えるべく、有明海と玄界灘の二つの海へと“船出”した。

 式では江口泰蔵所長が、「漁業は自然を相手にする厳しさの一方、本人の工夫と努力次第でまだまだ大きな希望が見いだせる仕事」と述べ、「仲間と励まし合いながらさらに研さんを積み、これからの佐賀県漁業を担うリーダーとなって活躍して」と激励した。

 修了生を代表し、伊万里市の田端悠真さん(19)が「研修を通して漁業者として就業することに自信を持ち、一人の社会人として成長できた。講習所で学んだことを生かし、一人前の漁業者になれるよう努力していきたい」と述べた。

 本年度の修了生は本科生6人、必要に応じて学ぶ短期生8人。1年間の研修では、講義のほか、小型船舶免許など各種の資格取得にも取り組んだ。修了生の進路は有明海でのノリ養殖10人、玄界灘での定置網漁、養殖、ゴチ網漁各1人、未定1人となっている。

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