杵島郡大町町議会は15日、議員定数を現在の10から2議席削減して8にする議員定数条例改正案を可決した。4月16日告示の町議選から定数8になる。佐賀県内の市町議会で最も少ない定数になる。

 3月定例議会に区長会が議員定数削減を求める請願書を提出していた。この日の議会で請願を採択し、議員発議で提案された条例改正案を賛成7、反対1で可決した。「告示の1カ月前で非常識。現職のかなりの人が出馬しないと耳にしているが、後進の道を閉ざすもの。町民の暮らしを守る審議のために定数10は必要」という反対討論に対し、「町の人口は6500人強。1万人近い隣町と定数が同じというのは改善の余地がある」などとする賛成討論があった。

 定数減について町民からは「何で選挙直前のこの時期なのか。(今期で)辞める議員の人たちは有終の美とでも勘違いしてないか」という疑問の声も上がる。

 請願を提出した区長会の城戸英明会長は「2007年に定数が15から10になった時も8までの削減を求めていた。突然ではなく長年の課題だった。引退する議員が多いと聞き、削減できる可能性が大きいと感じて請願した」と説明、「町民からも削減を求める声が出ていたので、実現できてホッとしている」と話した。

 町議選には現職、元職、新人の計13人が立候補の動きを見せている。町長選を含めた立候補届け出事務説明会は19日に開かれる。

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