佐賀県スポーツ推進審議会が15日、県庁であり、選手育成や指導者の県内定着支援、練習環境の充実に一体的に取り組む県のSAGAスポーツピラミッド(SSP)構想の取り組みについて意見を出し合った。事務局からはアスリートの県内就職あっせん事業で、新卒者2人の内定が出ていることなどが報告された。

 県は本年度から県内定着を希望するアスリートに個別の就職支援事業を始めた。内定段階のため県は企業名や競技名などを明らかにしていないが、2人とも新卒者で個人競技だという。

 新年度以降は県体育協会(4月1日から県スポーツ協会に改称)に設ける6億円分の基金を活用し、アスリートの雇用企業に支援金を交付する。県スポーツ課によると、午前中に働き、午後は練習という雇用条件は一般企業では少なく、五輪に出場できるレベルの選手も就職や練習環境づくりに苦心しているという。

 委員からは就職あっせんの取り組みを評価しつつ、積極的な広報や継続的な財源確保の必要性を指摘する声があった。

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