大串製菓店が新しく開発した「ひしぼうろらすく」=神埼市神埼町の同店

 創業100年を迎える神埼市神埼町の大串製菓店(大串久昭代表)が、地元特産の菱(ひし)を活用した新商品「ひしぼうろらすく」を開発した。大串代表は「甘さは控えめ。ひしぼうろ独自の味を残すことを重視した」と自信をのぞかせる。

 同店は1919(大正8)年に創業した老舗。2012年には西九州大と共同で、市が作る菱焼酎で不要になった皮を再利用し、豊富な栄養分を生かして「ひしぼうろ」を開発。菱をイメージした三日月形で、すべての型抜きを手作業で行うため大きさにふぞろいがでるという。

 売り物にならないひしぼうろを、妻の玲子さんが「食感に変化を加えて、何か商品にできないだろうか」と模索。今までの購入者だけではなく、若年層にも「ひしぼうろ」の存在を知ってもらうことを目指した。完成した商品に「サクサクしていて口溶けがいい。食べている音もいい」(玲子さん)とうなずく。

 1袋は「ひしぼうろ」4枚分となる40グラムで200円(税別)。味はプレーンとシナモンの2種類。大串代表は「最終的には4、5種類の味を展開したい」と話す。「月に1度程度、数量限定での販売になる」という。問い合わせは同店、電話0952(52)2888。

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