〈手伝いで やっときづけた かくし味〉。佐賀県内の小学生を対象に募集した食育標語コンクールで最優秀賞を受賞した大町ひじり学園5年、大竹瞬星(しゅんせい)さんの作品である。料理の手伝いをしていて、おいしさの秘密を見つけた喜びやお母さんへの感謝の気持ちが伝わってくる◆県と佐賀新聞社が実施したコンクールには、県内56校から6673点もの作品が寄せられた。家族だんらんの食卓の風景が目に浮かぶような作品や、育ち盛りの子どもらしい初々しい感性で食の大切さを表現した作品が並ぶ◆一日のスタートに欠かせない朝食。その大切さを取り上げたのが〈朝ごはん じゅう電かんりょう 行ってきます〉〈一日の はじまり そろって「いただきます!」〉。〈玉子焼 春から私が 作るんだ〉は新学期から自ら料理に挑戦しようという意欲がうれしい◆郷土の食への誇りをつづった標語も多かった。〈おいしいな ごはんの上に 父ののり〉〈地産地消 みんなで佐賀を 支えるばい!〉。また、〈反抗期 だけど言っちゃう ご飯何?〉も読んでいて思わず頰が緩む◆きのう15日の特集紙面で受賞作が紹介されていた。入賞作は「家族だんらん食育カレンダー」にして県内の新入学児童全員に配られる。新生活がスタートする4月。家族で囲む食卓に役立ててもらえれば幸いだ。(丸)

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