工事施工者や協力会社の名前が記された銘板(提供写真)

 松尾建設(本店佐賀市、松尾哲吾社長)は、九州地方整備局の「発注工事の土木構造物に銘板設置」の取り組みに賛同し、同社が施工した佐賀市川副町大詫間の「南百姓樋管」に、工事関係者の名前を刻んだ銘板を設置した。土木工事に携わった工事関係者の名前が残り、誇りややりがいの醸成、業界の担い手確保につなげる狙いだ。

 同局は1999年度以降に、ダムやトンネル工事など大型工事に限り銘板の設置を認めていたが、規模の制限を撤廃し、小規模工事でも銘板を設置できるようにした。今回の銘板は、縦30センチ、横40センチで建設物名や同社の5人の施工者、協力会社の主任技術者14人の名前が記されている。

 工事は川の水位が洪水などで高くなった時に、その水が堤防内に逆流しないように設ける樋管を改築するもので、工事は15年11月~18年11月に行われた。銘板は完成した設備の上屋に設置されている。同社の担当者は「3年かかった工事で、技術者の知恵や技能を結集して完成した。携わった人たちの名前が後世に残り、業界を目指す若者が増えるような好循環を生み出したい」と意義を語った。

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