東松浦郡玄海町役場から全町民の個人情報を持ち出したとして、町個人情報保護条例違反の疑いで逮捕された元町住民福祉課長(53)について、佐賀県警は13日、不正アクセス禁止法違反の疑いで佐賀地検に書類送検した。元課長を巡る摘発は3件目で、私電磁的記録不正作出・同供用の疑いでも近く書類送検する方針。

 書類送検容疑は2018年1月、有料のウイルス対策ソフトを不正に入手した認証番号で使用した疑い。

 元課長はこれまで、全町民(13年3月時点)に当たる約6300人の個人情報が記録されたデータを町役場から持ち出したとする町個人情報保護条例違反の疑いで今年1月末に逮捕され、女性職員3人の健康診断表をスマートフォンで撮影して持ち出したとする同条例違反の疑いで2月末に書類送検された。2月15日に処分保留で釈放されている。

 県警はこのほか、テレビの「B-CASカード」を改ざんし、有料放送を無料で視聴したとする私電磁的記録不正作出・同供用の疑いでも捜査している。

このエントリーをはてなブックマークに追加