丸太を積み上げた壁と丸太のベンチを見学する参加社=有田町の窯元の元男子寮

 県産木材を使って建物をリノベーションした物件の見学会が11日、武雄市と有田町で開かれた。デザイナーが木で空間演出したケーキ店や窯元の元男子寮を、県関係者や県産木材地産地消の応援団のメンバー約30人が見て回った。

 県林業課が2016年度から取り組む「さがつく木のインテリア創出事業」の一環で、デザイナー37組がコンペに応募。ディレクターで建築家の石山修武・早大名誉教授が、リノベーションを希望する物件とデザイナーをマッチング、2件の成果がお披露目された。

 武雄市の「菓子職人の小屋デタント」は、佐賀市の障害者支援センターSAKURAに通う江副朱華里さんと、ドイツのデイビッド・バウアーさんが手掛けた。県産杉の棚に江副さんが色鉛筆で楽しそうな絵を描いた。

 有田町の若手グループFAM(浦郷遼代表)が窯元から借り受け活用を模索中の元男子寮は、デザインを佐賀大大学院の林田大晟さんが担当。間伐材を使った壁や、かつて有田焼の梱包に用いていた縄で丸太を組み上げたベンチを配し、明かりがともる空間をつくり上げた。

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