最終的な計画案をまとめた東名遺跡保存活用計画策定委員会=佐賀市役所

 国史跡で東アジア最古、最大級の湿地性貝塚「東名遺跡」(佐賀市金立町)の保存活用計画の策定に向けた委員会(委員長・小畑弘己熊本大学大学院教授、6人)が14日、佐賀市役所で開かれ、最終的な計画案をまとめた。遺跡の保存や、価値を継承していくための活用方針を盛り込んだ。

 遺跡や遺物の保存の必要性に加え、巨勢川調整池を中心とした遺跡周辺の景観も保全することを求めた。活用に関しては、調査研究や教育・学習、観光、地域連携の観点で長期的な施策の実施を提言した。

 小畑委員長は「保存や活用に向けた基本的な土台ができた。遺跡の価値を伝えるために今後、どのように整備していくかを決めていく」と話した。

 会合では、1月のパブリックコメント(意見公募)の結果も報告された。市民を中心に68人から215件の意見が寄せられ、情報発信に関する声が計画案に反映された。

このエントリーをはてなブックマークに追加