さまざまなことについて調べた卒論を発表する生徒=基山町の東明館

 中学生が年間を通して書き上げた卒業論文のプレゼンテーションが12日、基山町の東明館で行われた。中学3年生37人が、自分たちで選んだ多彩なテーマについて研究した卒論を生徒や保護者の前で発表した。

 卒論は今年で24年目を迎えるが、プレゼンテーションを実施するのは初めて。自分の論文について短い時間で印象深く伝える力を養うとともに、同級生の発表を聞くことで視野を広げる狙いで行った。卒論は事前に担当教諭らが審査し、金賞1点、銀賞2点、銅賞3点を選んだ。

 卒論のテーマは自由。「ビットコインは世界の通貨になる」「日本の少子化について」など社会生活を送る中で疑問や関心を持った事柄や、「AIは、人間の知能を超える」など医療・科学技術の発達に伴う課題などについて調べた生徒もいた。中には乃木坂46やマーベルコミックス、上方落語についての卒論もあった。

 このうち、金賞を受賞した東島佐紀さんは「法医解剖は今後も進んでいかないのではないか」のテーマで発表。国内の解剖率が欧米などと比べて低い一方、解剖が必要なケースは増えている現状を紹介し、「最新技術や器具をうまく取り入れ活用していく必要がある」などとまとめた。

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