佐賀水会議「海水淡水化に関するフォーラム」に参加した各国の代表者=平成15年3月14日、佐賀市

 第3回世界水フォーラムのプレ会議「佐賀水会議」が佐賀市で始まった。地球温暖化の被害を受けている南太平洋島嶼(とうしょ)国15カ国・地域が参加。佐賀大学が研究する海洋温度差発電を活用し、自然エネルギーや水資源開発に取り組むことをうたった「佐賀宣言」などを取りまとめた。

 同月16日に京都市で開幕した同フォーラムのプレ会議として、15日まで2日間開催。「自然エネルギーを用いた海水淡水化フォーラム」と「低平地の水環境に関するフォーラム」の2分科会構成で、合計約千人が参加した。

 海水淡水化フォーラムでは、南太平洋など8カ国・地域の政府代表が「佐賀宣言」をまとめた。佐賀大の海洋温度差発電導入を検討し、持続可能な発展のための具体的な行動計画を盛り込んだ。

 低平地フォーラムでは、市民グループや企業など69団体が水問題への理解を深め、自然との共生を目指す「低平地の水宣言」を採択した。同フォーラムを受けこの年7月には、水資源や水環境保全に取り組む市民団体など産学官民69団体からなる「佐賀水ネット」が発足した。

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