佐賀県唐津市教育委員会は、鎮西町の旧打上中学校運動場敷地に「西部学校給食センター」(仮称)を建設し、2023年夏以降に供用開始する計画を策定した。これに合わせ、懸案となっていた市中心部の第一中学校と第五中学校の完全給食への移行が可能になる。

 市教委が本年度、学校給食センター整備基本計画を策定した。離島を除いて市内を東西に分け、1カ所ずつ配置。すでに16年度に「東部学校給食センター」(相知町)が稼働し、旧4町村の給食センターを統合し、自校方式の小中学校も校舎改修に合わせて切り替えている。

 西部の給食センターは、肥前と鎮西、呼子の各給食センター、自校式など計24校分を集約する。新年度に運用計画を策定。整備費は概算で約32億2千万円を見込む。

 西部地域に第一中と第五中が含まれる。両校は旧唐津市で最後の給食未実施校で、合併前の2004年度から持参弁当か、業者の弁当配布かを選ぶ「選択式弁当給食方式」を県内初導入。16年度の両校と校区内の小学生の保護者へのアンケートでは9割(回答率は64・6%)がセンター方式による完全給食を望んだ。

 計画通りに進めば、現在の小学2年生が中学1年生になった2学期からセンターからの配食ができる。市教委の担当者は「センターの建設で環境が整う。供用開始に合わせて移行できように両校関係者と協議を進めていきたい」と話している。

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