全日本高等学校書道コンクールで、2年ぶりに最優秀校に返り咲いた佐賀北高=佐賀市の同校

 佐賀北高が、第24回全日本高等学校書道コンクールの団体賞で最高位の最優秀校に輝いた。同コンクールで佐賀北高は1回目から22年連続で最優秀校を受賞し続けてきたが昨年は惜しくも実質2位の特別優秀校。悔しさをばねに臨んだ大会だっただけに、2年ぶりに頂点に返り咲き、部員たちの喜びもひとしおだ。

 大会には全国から385校、出品総数1万8119点の応募があった。団体賞は約150部門の中で、大賞と準大賞を多く獲得した高校に贈られる。佐賀北高は今回、大賞に26点、準大賞に12点が選ばれた。

 「(当時の)3年生は受験で忙しかったので、自分たち2年生がもっと頑張らないといけなかった」。昨年を振り返り、部長の3年諸泉希さん(18)は今も悔しさをにじませる。再び全国の頂点に立つことを目標に、4月の時点で“妥協しない作品づくり”を心に決めた。「一つ一つの大会で『これでいい』ではなく、『これがいい』と思えるような自信のある作品を出すようにした」という。

 強い気持ちで臨んだ今大会。佐賀北高は全部で66点選ばれる大賞のうち3分の1以上を占める実力を見せた。それでも「結果が来るまで、みんなそわそわしていた」といい、朗報に部員たちはほっと胸をなで下ろした。

 諸泉さんも今回、「半紙」と「画仙紙」の2部門で大賞を獲得した。悔しさを胸に秘め努力を重ねた1年は自信にもつながった。卒業後は京都の私立大学で書道を学び、さらに腕を磨くという。

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