「電話お願い手帳」の贈呈に関する目録を渡すNTT西日本佐賀支店の島智恭支店長(左)と佐賀県聴覚障害者協会の中村稔理事長=佐賀市の同協会

手帳の中身は、日常や緊急時に連絡などをお願いする文書かれている

 NTT西日本佐賀支店(島智恭支店長)は5日、耳や言葉が不自由な人がコミュニケーションツールとして使える「電話お願い手帳」を、佐賀県聴覚障害者協会に贈った。

 同協会には100部が贈られ、希望する会員に配る予定。県内ではほかに、県立ろう学校や県庁、20市町に合計460部を贈った。

 手帳は横9センチ、縦13センチ。「代わりに電話をかけて」「病院へ連絡して」などのメッセージが書かれ、指さすことで近くの人に意志を伝え、お願いすることができる。

 贈呈式では、島支店長が県聴覚障害者協会の中村稔理事長に目録を手渡した。島支店長は「昨今、災害が多くなり、手帳には災害用伝言ダイヤルも掲載している。皆さんのお役に立てていただければ」とあいさつした。中村理事長は「37年の長い間、聴覚障害者に理解いただき、ありがとうございます」と手話で感謝を述べ、高齢の方は手帳を使うことが多いことも伝えた。

 手帳の贈呈は、1983年に千葉県の電報電話局に客から寄せられた要望から始まり、今年で37年目を迎える。2016年からは、ウェブ版やアプリ版も登場した。

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