生徒にアドバイスする水田さん=佐賀市の佐賀工業高校

 佐賀県の機械製造業などの技術向上や人材育成を目指す「さがものづくり道場」の高校生向け講習会が8日、佐賀市の佐賀工業高で開かれた。「現代の名工」に選ばれた熟練技術者らが培った技術を高校生に指導した。

 高校生対象の講座は本年2月に始まり、これまで有田工業高と鳥栖工業高で開かれた。最終日となった佐賀工業高の講習会では、同校機械科の生徒2人と教員1人が受講。戸上電機製作所工師の水田泰弘さん(63)が指導にあたった。

 生徒は技能検定機械加工普通旋盤作業の2級課題に取り組んだ。円筒形の二つの部品を削る作業で、生徒たちは通常より20分早い2時間40分程度で終了した。水田さんは「高い完成度ですばらしい。技術の伝承は言葉で言い表すことが難しい。失敗を重ねながら、自分の勘所をつかんでほしい」とエールを送った。機械科2年の岸川直史さん(17)は「名工に指導していただける機会はありがたい。課題解決ほか、今後のやる気にもつながった」と感謝した。

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