午後2時46分に合わせて黙とうする参列者=佐賀市の護国神社

 東日本大震災から8年となった11日、佐賀県内でも官公庁などで発生時刻の午後2時46分に黙とうをささげ、犠牲者を追悼した。被災地の復興を願うとともに、震災の記憶を風化させないことを確かめ合った。

 佐賀市の護国神社では、境内の震災慰霊碑の前で慰霊・復興祈願祭が行われた。参列者代表で県神道青年会の宮田彩子会長(41)が「記憶を風化させず、相互協力の精神で東北を応援しよう」と述べた。実家に帰省中で、家族で参列したという鹿児島大歯学部3年の山口穣(ゆたか)さん(23)=佐賀市出身=は「震災がきっかけで医学の道を志した。自分にできることは少なくても、日々しっかりと生きていきたい」と話した。

 定例市議会が開会中の佐賀市や神埼市、嬉野市では、それぞれ一般質問を中断し執行部と議員が議場で黙とうした。佐賀県庁でも、テレビ中継された政府主催の追悼式に合わせて各部署で職員が黙とうした。

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