実際に鉄筋を組み立てる生徒=唐津市ふるさと会館アルピノ

 唐津市内の企業が、高校生に向けて仕事の内容や、やりがいをPRするイベントがこのほど、唐津市ふるさと会館アルピノで開かれた。若者の人口流出対策の一環で市が初めて開催。生徒たちは、22社のブースをを回って説明を聞き、自分の将来を考える一助にした。

 「市内には大学がなく、進学を機に市外に出る高校生は多い。地元に働く場があることを知らない人もいる」と市商工振興課。今回のイベントには唐津市や多久市の高校5校から1、2年生約40人が参加した。生徒たちは建設業や製造業など興味のあるブースを回り、社員から直接、説明を受けた。

 建物の土台や骨組みを手掛ける日工(唐津市原)は、実際に鉄筋を組んで見せた。生徒たちは鉄筋を針金で固定する作業を体験。同社社員は「人手不足は深刻。目立つ仕事ではないので高校生にアピールできる場は貴重」と熱を込めて説明していた。

 唐津東高2年の國元梨圭さんは「進学する大学を選ぶ上でも地元にどんな企業があるか知っておきたかった。女性が楽しそうに仕事の話をしていて魅力を感じた」と話した。

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