文部科学大臣賞を受賞した重富柚葉さん=佐賀市の致遠館中

 「第62回全国書きぞめ作品展覧会」(日本書写教育研究会主催)の中学生の部で、佐賀市の致遠館中3年重富柚葉さん(15)が最高賞の文部科学大臣賞に輝いた。「白銀の連山」と迷いのない筆致で書き、1万6756点の頂点に。「受賞を伝えてくれた母の言葉がうそかと思った。本当にうれしい」と喜んでいる。

 出展用の専用紙が7枚しか支給されないため、練習用紙を200枚使って理想を追求した。「文字の大きさに強弱を付け、見てて楽しくなるよう仕上げた」。書道部で1年時から挑戦を続け、今回初めて入賞を果たした。

 表彰式は2月16日に大阪市美術館で開かれた。「美術館に飾られた自分の作品を見て現実味が湧いた。自分でもうまく書けていると思う」。約40人の入賞者の中で、堂々と代表謝辞も述べた。

 春から致遠館高に進学。重富さんは「夏に唐津市で開かれる席書大会で特選を目指したい」と新たな目標を見据えている。

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