左から一般の部・優秀賞、最高賞の「鍋島大賞」、特別賞を受賞した作品

子どもの作品を審査する(右から)中里太郎右衛門さん、酒井田柿右衛門さん、今泉今右衛門さん=伊万里市大川内町の伊万里・有田焼伝統産業会館

「国際アマチュア陶芸展伊万里2019」の審査会が8日、伊万里市大川内町の伊万里・有田焼伝統産業会館で開かれ、一般の部で京都府の増田淳三さん(82)、子どもの部で大川内小3年の副島優花さんが最高賞に選ばれた。

 一般の部に81点、子どもの部に249点の応募があり、中里太郎右衛門さんや今泉今右衛門さん、酒井田柿右衛門さんらが審査した。一般の部最高賞の増田さんの作品は、形の異なる小さな薄片を手作業で何百枚も重ねた。太郎右衛門さんは「所々ゆがみがあるが、それがかえって造形的に面白かった」と評価した。

 陶芸展は伊万里市などでつくる実行委員会の主催。アマチュア陶芸の活性化のため1984年に始まったが、出品数の減少を理由に36回目の今年で終了する。今右衛門さんは「ものを創ることへの思いはアマチュアでも我々でも変わりはなく、いつもこの審査で創造の原点を思い出させてくれた」と振り返った。

 入賞・応募作は23日から4月6日まで、伊万里・有田焼伝統産業会館に展示される。

 他の入賞者は次の通り。(敬称略)

 【一般の部】優秀賞 木島瑠璃子(大分県)▽特別賞 荒木織賀(奈良県)▽佳作 廣加代子(佐賀県)友廣清美(長崎県)山下陽平(同)松尾喬(同)竹内栞汰(福岡県)古川直人(兵庫県)MICKI・LEGGATT(愛知県)

 【子どもの部】特別賞 大串歩夢(有田中部小)副島那月(大川内小)▽佳作 清田篤志(曲川小)西川遼(同)田澤音芭(有田小)山口菜々(同)梶山海斗(同)瀬戸口櫂(同)多久島紗奈(有田中部小)野口大翔(大川内小)徳永歩陸(同)田中蓮望(長崎県)

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