「歩いてしまう」アイデアを発表した1次審査通過者=佐賀市のモラージュ佐賀

 健康増進を目的に「歩くまちづくり」を進める佐賀県と佐賀大学医学部附属病院は9日、車に過度に頼らない生活スタイルを促す「歩いてしまう」アイデアの公開審査会を佐賀市のモラージュ佐賀で開いた。1次審査を通過した13組が、買い物客を前にスマートフォンや楽器を活用したユニークなアイデアを披露した。

 車の利用が多い県内は、都市部に比べて歩く機会が少ない。奈良県の高校生池谷勇作さんは、スマートフォンのアプリを利用した順路記録で絵を完成させるアイデアを紹介。「ナスカの地上絵を描くように楽しんでほしい」と提案した。

 新潟県の徳久達彦さんは、歩道の柵に鉄琴の音板を並べて設置し、音を鳴らしながら歩行できるアイデアを発表した。音を和音に設定することで不規則に鳴らしても音楽として成立するといい、審査員は「子ども心をくすぐる」と評価した。

 全国から218作品の応募があり、独創性や実現可能性の観点から選ばれた13作品が1次審査を通過した。最優秀賞に望月愛海さん(大阪府)、優秀賞に小林遼さん(東京都)が選ばれた。

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