NHKのど自慢のグランドチャンピオンに選ばれた篠﨑大輔さん=東京都のNHKホール

深浦弘信伊万里市長(左から2人目)を表敬訪問し、歌声を披露する篠﨑大輔さん(右)=市役所

 佐賀県伊万里市波多津町の篠﨑大輔さん(28)が、NHKのど自慢チャンピオン大会(2日、東京都)でグランプリに輝いた。全国からプロ級の歌い手が集まる中、気持ちのこもった歌いっぷりが観客を引き付けた。

篠崎さんは昨年1月、伊万里市で開かれたNHKのど自慢でチャンピオンになった。今回の大会には各地のチャンピオンの中から13人が選ばれて出場。篠崎さんはシンガーソングライターの指田郁也さんの「花になれ」を披露した。

 篠崎さんがマイクを握ったのは最後の13番目。約3500人の観客を前に足がすくむ思いだったが、「地元の応援に背中を押され、楽しく歌うことができた」。審査員は「歌声から優しさが伝わってくる」と評価し、ゲストの郷ひろみさんは「最高です!」とたたえた。

 職業は理学療法士。子どもの頃から歌うことが好きで、勤め先の柳川市の病院や周辺の福祉施設などをボランティアで慰問している。3年前から本格的にレッスンを受け、聞く人の心に響く歌声を身に付けてきた。

 「私は歌がうまいというより、気持ちで歌うタイプ。今回はそのことが評価されてうれしいし、自信になった」と篠崎さん。今後も仕事をしながら歌を続け、地域のイベントへの出演依頼にも応じていきたいという。8日には深浦弘信伊万里市長を表敬訪問し、市長の要望に応えて歌声を披露した。

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