表彰状を手渡した(右から)片田真理支店長、入賞した鶴田さん、母親のたか子さん=佐賀市の損保ジャパン日本興亜佐賀ビル

 障害者の社会参加につなげる絵画コンテスト「SOMPOパラリンアートカップ」(一般社団法人障がい者自立推進機構主催)で、武雄市の鶴田宏美さん(35)が各県から一人選ばれる「損保ジャパン日本興亜賞」に輝いた。鶴田さんは「病気でつぶれそうな時もあったが、生きてきて良かった」と受賞を喜んだ。

 スポーツをテーマに全国から854作品が集まり、鶴田さんは佐賀バルーンフェスタの情景を描いた。「家族で3回ほど見に行ったが、一斉離陸は見たことがない」といい、想像を膨らませて鮮やかにバルーン群を描いた。

 鶴田さんは酸欠や幻覚などの症状を患い、4年ほど入院している。入賞の連絡を受けると、母親のたか子さん(62)と一緒に驚き、喜んだ。

 7日に佐賀市の損保ジャパン日本興亜佐賀ビルで表彰式があった。鶴田さんは「絵には悲しんでいる人を笑顔にする力がある。目が覚めるほど鮮やかな作品を、これからも描きたい」と前を向いた。

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