第1局で橋口正さん(左手前)を制し、初めての最強者へあと1勝とした藤村勇斗さん=佐賀市神園の神野公園内「神野のお茶屋」

 今期の最強者を決める「第41期佐賀県アマ囲碁最強者戦」(佐賀新聞社主催)の決勝三番勝負が9日、佐賀市神園の神野公園内「神野のお茶屋」で始まった。第1局は東明館高2年の藤村勇斗さん(17)=鳥栖市=が、橋口正さん(62)=武雄市=を12目半差で破り、県アマ最強者の初タイトル獲得へあと1勝とした。

 対局は握って藤村さんが先番。立ち上がりの左下の一間高挟みをめぐって戦いがスタート。定石に見られない珍しい変化となったが、黒が7子を取られ、白が有利な形勢となった。しかし、黒も白をうまく締め付け右下に大きな模様を築いて対抗。黒の粘りで形勢不明のまま進行した。

 中盤、黒117のキリから再び難しい戦いに突入。上辺の白模様を破った黒が有望となった。白は右下の黒模様に手段を求めたが結果的に持ち込みとなり形勢を損じた。最後のコウ争いも黒が制して、藤村さんが12目半差で初戦を勝ち取った。

 藤村さんは「序盤は定石が曖昧で、読み間違いもあった。明日は序盤の流れが悪くならないようにしたい」と話し、橋口さんは「始めのうち攻めていたが、中盤以降の集中が切れた。また明日頑張る」と挽回を誓った。

 第2局は10日午前9時半から同会場で始まる。1勝1敗になった場合、午後1時からの最終局で最強者を決める。一般の観覧は自由、観戦部屋を設けている。

 

 186(132)、189(183)、192(132)、195(183)、198(132)、201(183)、203(150)、204(132)、207(183)

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