指導農家の溝口信也さん(右)とともにレンコン掘りを体験する東京農大の女子学生=白石町

 東京農大の女子学生3人がこのほど、白石町で約1週間の農業インターンシップに臨んだ。体験したのは同町特産・レンコンの収穫。東京と神奈川出身の“都会っ子”たちは、独特の農作業スタイルにも戸惑いを見せず、泥の中での「宝探し」を楽しんだ。

 参加したのは1年生の谷口みなみさん(19)、福山栞さん(20)、笠間瑞希さん(19)。午前8時から午後5時まで、収穫や倉庫での出荷作業を交代で手伝った。

 「レンコンは(泥の中に)立って探すのだと思っていた。膝立ちで作業するとは知らなかった」と笠間さん。福山さんは「ホースを使ってレンコンを掘るのは重労働。水圧がすごくて手で押さえるので精いっぱいだった」と振り返った。

 農家の大変さを体感すると同時に、3人は「毎日学ぶことばかりで新鮮だった」と口をそろえる。谷口さんは「見えないレンコンをホースの水圧で探すのは、『宝探し』みたいで楽しかった。途中で折れずに長いものが採れるとうれしかった」と笑顔を見せた。

 東京農大からの研修生受け入れは、佐賀の農業に興味を持ってもらおうと県が年2回実施。指導した同大OBの農家・溝口信也さん(44)は「初めての作業でも楽しんでいて、吸収しようという熱心さが感じられた」と話した。

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