映画「福島は語る」のワンシーン(C)DOI Toshikuni

 小城市出身の映画監督でジャーナリストの土井敏邦氏が手掛けた映画「福島は語る」の上映が8日、佐賀市のシアターシエマで始まった。東京電力福島第1原発事故の被災者へのインタビューを集めた170分の大作で、未曽有の事故で日常を奪われた人たちの肉声が鑑賞者の胸を打っている。14日まで。

 避難や仮設住宅、農業など全8章で構成され、老若男女14人の証言を映像に収めている。被災後の環境の変化が原因で息子を亡くした男性の「手足がもがれたようなんだ」という言葉に目頭を押さえる人もいた。

 東日本大震災の被災地の復興支援に取り組んでいる神埼郡吉野ヶ里町の西村一守さん(70)は「被災者や避難者は本当に悔しいと思う。支援で私自身やれることをやらないと、と改めて思った」と述べた。

 上映時間は各日午前10時から。最終日の14日は上映後、土井監督のトークショーもある。

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