くすり博物館

 鳥栖市には「くすり博物館」がある。田代地区は長崎街道とともに売薬業の歴史がある。今も関係者は多い。その中で発展を遂げているのがサロンパスで有名な久光製薬である。

 社会貢献活動の一環として中冨記念財団がつくられ、博物館はそのうちの一つである。建物はイタリア人彫刻家チェッコ・ボナノッテ氏によるもので斬新である。薬の歴史は古く、人間と歴史を共にしているかもしれない。漢方薬と西洋医学が調和し、ますます私たちの身近なものになっており、歴史とその役割を整理して展示している。中でもイギリスの古い薬局をそのまま展示されているのには驚く。周辺には薬草園もあり、多くの植物類の紹介があるのも楽しい。薬は人間が生きていく上で必要なものであるとともに、正しい知識が必要である。身近に学ぶ場があることは幸せである。(絵・文=水田哲夫・鳥栖市本町)

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