表彰を受けた(前列右から)最優秀賞を受賞した原田夏湖さん、販売店賞を受賞した伊井優歌さん=佐賀市の金立小

表彰を受けた(前列右から)最優秀賞の䅏田陽喜君、販売店賞の中島明日花さん、大窪美亜さん、妹尾栞奈さん、石橋未桜さん=小城市の三日月小

表彰を受けた(前列左から)最優秀賞の牛嶋優希奈さんと販売店賞の井上娃香さん、徳安珊瑚さん、太田彩月さん=鳥栖市の鳥栖北小

 県内の小学6年生が興味を持った新聞記事を三つ選び、感想や意見を書く冬休みの自由学習「チャレンジ3days」(佐賀新聞販売店会・佐賀新聞社主催)の表彰式が6日、佐賀市の金立小など3校で行われた。販売店会の門田豊会長らが、最優秀賞に選ばれた金立小の原田夏湖さん、三日月小の䅏田陽喜君、鳥栖北小の牛嶋優希奈さんらに表彰状を手渡した。

 「思ったことを言葉にするのが大好き」という金立小の原田さんは、姉の二千夏さん(18)が選挙権を得たこともあって、県知事選の記事を選択。「投票率が低いのが残念だった。6年後、政治に関心を持ってきちんと選挙に行きたい」と思いをつづった。子ども佐賀新聞で解説されていたあおり運転の記事は、「家族が同じ被害に遭うと考えると怖い」と思い立ち、ドライブレコーダーの重要性や事故減少の願いを込めた。「最優秀賞に選ばれてびっくり。もっと新聞を読んで、社会のことを知りたい」と語った。

 三日月小の䅏田君は身近に感じた話題を取り上げた。不登校に関する記事を選んだのは、友人が不登校になったから。「不登校の子は学校に行きたくても行けないんだと分かった。友だちには『1人じゃないよ』と言いたい」。白血病で亡くなった男の子の記事には「自分と同じ年だったので気になった。男の子も自分と同じように小学校を卒業し、中学校生活を楽しみたかっただろうな」と思いを巡らせた。

 鳥栖北小の牛嶋さんは、対戦型のコンピューターゲームで競う「eスポーツ」、東脊振小のゆるキャラ「ポカもん」、「2018年の土砂災害過去最多」の記事を取り上げた。大規模災害が増加する傾向に「他人事だと思ってはいけないと感じた」と記し、家族で避難場所などについて確認し合ったという。「新聞を読んでさらに視野を広げたい」と話した。

 表彰式で門田会長は「家族の力を借りながら、自分の意見をしっかりと述べてくれた。これからも新聞に親しんでほしい」と受賞者たちに語り掛けた。

 チャレンジ3daysは子どもの読解力や社会への関心を高める目的で実施。ワークシートに興味関心を持った三つの新聞記事に対する感想や意見を書き込み、保護者がコメントを記入する。今年は県内120校から5416人が応募した。

 

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