組織の名称変更などを承認した佐賀県体育協会の理事会=佐賀市の県スポーツ会館

 佐賀県体育協会(会長・山口祥義知事)は7日、佐賀市で理事会を開き、組織名を「佐賀県スポーツ協会」に改称する定款の変更案などを承認した。2023年に県内で開かれる国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会を見据え、県が重要施策として進めるスポーツ振興を担うため、専務理事ポストの新設などで役員や組織を強化する。

 県体協は、県が選手育成や指導者の県内定着支援、練習環境の充実に一体的に取り組むSAGAスポーツピラミッド(SSP)構想を進める中核になる。国民体育大会が国民スポーツ大会となることも踏まえ、名称変更を決めた。

 組織強化では、会長と副会長1人に代表権を与え、組織を管理する専務理事を新たに設ける。事務局は現在の2課から3課とし、職員を4~5人増員した上で、県が6億円を支出して創設する基金の管理や運用を行うなど県との連携を強化する。これまで代表権があった理事長職は廃止する。

 基金はSSP構想を推進するため、県の補助金以外に民間からの寄付金の受け皿にもなる。当面は選手の県内就職や受け入れ企業の支援に充てる。寄付者や県職員、学識者で構成する委員会を設置して管理する。

 14日の評議員会で決定する。名称変更や専務理事の配置は4月1日からになる。

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