ライブに向け「ありがとうという気持ちと責任持って曲を届けなきゃという気持ちで歌う」と語るカノエラナさん=佐賀市の佐賀新聞社

 佐賀県唐津市出身のシンガー・ソングライター、カノエラナが13日、自身初となるシングル「ダンストゥダンス」をリリースする。自身で作詞・作曲・編曲を手掛け、七変化する“カノエボイス”も詰まった昭和歌謡テイストな一枚に仕上がった。

 3月には全国4カ所を巡る約1年ぶりのバンドツアー、来月からは佐賀を含む全国22カ所の弾き語りツアーが控える。さらに今月24日には佐賀市内で、佐賀や福岡などのアーティストや県産品とコラボするイベントにも参加する。精力的な活動の合間を縫って佐賀新聞社を訪れた彼女に、初シングルに込めた思いやライブへの意気込みなどを聞いた。

 ―大人っぽさが表現された「ダンストゥダンス」。作る上で意識したことは?

 シングルは2曲しかないので振り幅の大きい作品にしたかった。東京駅が広くて迷子になった経験談を基に作った曲。歌う時はいかに「大人のお姉さん感」を出せるのか考えて頑張った(笑)。もともと昭和歌謡やジャジーな曲が好きで、私にとっては音楽のスタートともいえるユニット「EGO-WRAPPIN’(エゴ・ラッピン)」を意識して歌った。

 ―カップリングの「猫の逆襲」はかわいらしさが全面に出た。

 約2年前に一日中、野良猫を観察して作った曲。幼稚園の先生になった気持ちで歌ってレコーディングは2回で終わった。ライブで歌い慣れていたこともあったけれど、今までの(元気な印象の)カノエラナを出せるよう意識した。

 ―ツアーやイベントへ意気込みは。

 弾き語りでは、これまでいろんな場所を回ってきたので成長した自分を届けられるようにしたい。24日のイベントは(イチゴなど)佐賀の物品とコラボしてライブやグッズ販売をするので、和やかな雰囲気のライブにできたら。

 ―上京して6年、デビューして約2年半。自身の成長をどう感じているか。

 一曲に対する感情の込め方が違っている。デビュー当初はまるで「発表会」の状態で、「私の歌を聴いてくれ」という感じ。弾き語りツアーを始めてから「お客さんの目や表情を見ながら気持ちが伝わるように大事に歌わなきゃ」という意識が芽生えた。一本のライブをどれだけ充実したものにできるか研究しながら歌っている。

 ―自身にとって佐賀とは。

 東京も佐賀も好きだが、(佐賀は)私にとって唯一の帰る場所。佐賀でのライブでは「成長した姿を見せなきゃ」と思っているから一番緊張するけれど、毎回「お帰り」と言ってもらえる。大事な節目には佐賀でライブをしたい。

 ―今後の夢について。

 私のことを応援したいと思ってくれる人を大事にしながら一歩ずつ進んでいきたい。アニメが好きなので、オープニングやエンディング、挿入歌を担当したい。

 「ダンストゥダンス」は1500円(税別)。

カノエラナライブ情報

 ▽猪突猛進 ~ひとりじゃないよバンドツアー~(23日17時~、福岡市のDrum Be-1、前売り4000円)

 ▽「吃驚仰天!サガ」(24日16時~、佐賀市のRAG-G、前売り3000円、学割500円キャッシュバック)

 ▽猪鹿超絶ぼっちツアー2019(4月29日16時半~、佐賀市のGEILS、前売り3500円)

 ※各要ワンドリンクオーダー

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