■武雄市(定数2) 無投票公算大きく 

 定数2に対し立候補を予定しているのは、いずれも自民現職の石丸博(73)=橘町=と稲富正敏(71)=武雄町。一時、新人の擁立を探る動きもあったが出馬には至らず、2期連続で無投票になる公算が大きい。

 石丸は6期、稲富は5期のベテランで、保守層を中心にそれぞれ堅い支持基盤を持ち、すみ分けている。

 石丸は三夜待など小さな会合まで顔を出し、県議活動や新幹線整備などの意見を聞いている。3日に北方町で県政報告会を開き、選挙に向けて本格始動した。

 稲富は議会報告を配りながら対話を重ね、ミニ集会も開いている。2日に武雄町に事務所を開いた。月内に新たに議会報告を作成し実績と課題を訴える。

【立候補予定者】

石丸  博(73)自現(6)

稲富 正敏(71)自現(5)

 

■鹿島市・藤津郡(定数2) 現職2氏以外動きなし

 自民現職の土井敏行(65)=4期・鹿島市高津原=と坂口祐樹(48)=3期・太良町多良=が党公認で出馬を予定している。他に擁立を目指す動きはなく、前回に続いて2期連続の無投票になるとみられる。

 鹿島市や太良町は、九州新幹線長崎ルートが開通した場合の在来線特急の減便問題や、有明海再生に向けた取り組みなど課題が山積しており、2人は選挙戦も想定しながら県政報告会を開くなどしてきた。

 3日に事務所開き式を実施した土井は、副議長を務めるなどした経験をアピールしていく。坂口は続投への理解を得るため、地区単位の総会に顔を出している。事務所は7日に開く。

【立候補予定者】

土井 敏行(65)自現(4)

坂口 祐樹(48)自現(3)

 

■杵島郡(定数2)2氏が出馬表明無風か

 定数2に対し、自民党現職の石倉秀郷(69)=4期・江北町=と定松一生(61)=2期・白石町=だけが出馬の意向を示しており、前回と同様に、無投票になる可能性が大きい。

 県議会議長の石倉は2月28日に江北町で事務所開きをした。県政報告会を実施する一方、地域の会合に出席して地盤を固めている。人口減少を「喫緊の課題」と強調し、企業誘致や子育て支援に意欲を見せる。

 会合を回って準備を進める定松は2月16日、白石町に事務所を開いた。今後の農業について「若い世代にバトンタッチができるように、農地の集約など将来を見据えた施策が必要」と主張している。

【立候補予定者】

石倉 秀郷(69)自現(4)

定松 一生(61)自現(2)

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