完成した「悠々知酔」の新酒を手にする学生ら=基山町の基山商店

 今年の佐賀大オリジナル清酒「悠々知酔」が完成し、披露会が5日、製造を請け負った基山町の基山商店で開かれた。製造に携わった学生や同大関係者ら約40人が、新酒の味わいを堪能した。

 今年の酒造りには学部生ら13人が参加した。酒米には佐賀大農学部で生産した「さがびより」を使用。昨年12月下旬に仕込みを始め、2月4日に初絞りを行った。杜氏(とうじ)を務めた基山商店の小森賢一郎専務は「うまみと甘みがしっかりした基山商店の特徴を備えた酒になった」と話す。

 今年は「山廃純米おりがらみ生酒」や「純米吟醸火入れ酒」など5種類を醸造。純米酒は優しい甘みとしっかりした切れ味が特徴で若い人にお勧め。吟醸酒は辛口でシャープな味わいとなっており、白身魚などと合わせるといいという。

 披露会では、佐賀大の後藤昌昭理事が「学生は今後もこの経験を生かしてほしい」とあいさつ。学生たちは「大学では学べない貴重な経験ができた」「一つ一つの工程に杜氏の苦労が感じられた」などと感想を述べ、全員で乾杯した。学生のリーダーを務めた寺園浩人さん(23)は「思った通りの酒が完成し、100点の出来」と笑顔を見せた。

 製造量は720ミリリットル瓶で約4200本。9、10日にイオン佐賀大和点とイオン大野城店で新酒販売会を開くほか、佐賀市、鳥栖市の酒店、同大生協などで販売する。問い合わせは同大広報室、電話0952(28)8153。

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